前回1月に引き渡しを受けた新築建売アパートが、2月末まで一人の入居者も付くことなく、時間だけが過ぎてしまった、ということを書かせていただきました。
この時点でメンタルは大分やられていましたし、家族に情報を共有することもとてもつらかったです。
しかし、3月1週目を境に状況が大きく変わります。
一件目の成約、から怒涛の申し込みラッシュ
3月1週目の土曜日、朝に電話が鳴りました。
「ニワトリさん!今日お店にお客さんが大挙しています。どんどん内見にお連れするので、もし空き部屋情報などアップデートありましたら随時電話ください」
この日、異動が遅れていた自衛隊の方たちが動いたようで、3件の不動産屋さんから同じような電話をもらいました。そして初めての成約、からわずか7日間で8室すべてが埋まってしまいました。。。
今回の客付の反省と振り返り
まず、今回の反省ですが、
結果論としては家賃が安すぎました。なぜそう考えるかというと、角部屋や二階、などで私は家賃に差をつけていたのですが、とにかく値段が高いところから順番に埋まっていき、最後余ったのは1階の角部屋ではない部屋でした。
次回募集の時はもう一度家賃を上げて募集をかけたいと思います。新築アパートは築年数が浅いうちにどれだけ利益を出せるかがポイントだと思っています。マーケット感覚を磨いていく必要性を痛感しました。
また、次回以降物件を買うときに大切だと思えたのは、明確な入居者像です。
「男性」「女性」「単身」「ファミリー」といった解像度ではなくて、「新卒で入隊した20-25歳の自衛官」が入る物件なのか?といったレベルで物件を検討したほうが良いことがわかりました。この入居者像をボヤっとしたまま物件を買い付けるのはとても危険だと感じました。
今思えば、申し込みとキャンセルが続いていた時期は、私のターゲットとすべき対象はまだマーケットにいませんでした。もちろんこれも今満室になっているからこそのポジショントークではあるのですが、明確に入居者のイメージを持ったハウスメーカーが建てた物件だからこそ、しかるべきタイミングにしっかりと埋まった、と言えると思います。
まとめと次回予告
というわけで私の初めての新築建売アパート客付編はこれにて終わりです。胃がきりきりする毎日でしたが、満室になって本当に良かったです。
申し込みがないのに意味なく掃除に通ったり、仲介業者さんに電話をしすぎたり、いろいろと失敗もしましたが、経験値はたまりましたので自主管理も捨てたものではないですね。
次回も引き続き新築建売アパートについての考察を書きたいと思います。実は2棟目の新築アパートの買い付けが最近通りました。
私が考える新築建売アパートの購入基準をつらつらと書いていきたいと思います。
コメント