17章 不動産業者さんも悩ましい。不動産業者さんにとって「良い投資家」とは??

おはようございます!今回は、不動産業者の人にとって「いい投資家さん」の条件を考えてみたいと思います。

これは実際に私が付き合いのある業者さんへのヒアリングを通して聞けた情報も惜しみなく公開していきます。やはり不動産投資はどこまでいっても「人と人の関係」です。「いい投資家」には「いい物件」も「いい情報」もあつまります。

このブログを読めば「いい投資家さん」になることができます。

  • 不動産業者の人からなかなか物件を紹介してもらえない
  • 不動産業者なんてみんな詐欺師だと思ってる
  • なかなか不動産業者の人と良好な関係が築けない

今回はいい投資家さんになるためのポイント5選として紹介したいと思います。それでは早速行ってみましょう。

いい投資家さんとは?

まずいい投資家とは「いいお客さん」とも言い換えられます。そしていいお客さんとは「冷やかしではなく購入に対し真剣であるお客さん」です。

不動産業者さんはどんなにお客さんを接客しても、お客さんに好かれようとも、物件資料作成に時間を使っても、最後お客さんが買ってくれない限りは仲介手数料が発生しません。

勉強目的や冷やかしを相手にして、無駄にする時間など基本的にはないのです。それでは、どんな人が「購入に対し真剣だ」と不動産業者からは見えるのでしょうか?

不動産屋が付き合いたい投資家の条件① すぐに顔を出してくれる

物件をインターネットに載せると様々な投資家から反響があります。その中で不動産屋が一番気にするポイントは「同業者ではないか?」です。

ある不動産業者に聞いた話では、一般投資家に成りすました不動産業者がインターネット経由で物件を問い合わせてきて、入手した情報をもとに物件の売り主に直接接触し、案件を持って行ってしまう、ということがよくあるそうです。

不動産業者にとって「情報は命」

あなたはいつも通り「物件情報くださぁい!」とお願いしているだけかもしれませんが、不動産業者はあなたのことを「同業者じゃないかな?」と怯えていると思ったほうがいいでしょう。

なので、すぐに自分の情報を開示して、不動産屋のオフィスに顔を出す、不動産屋と現地で待ち合わせをして名刺交換を行う、などすることは不動産屋さんにとって、コミュニケーションをとても楽にしてあげることができます。ぜひ心がけましょう!

不動産屋が付き合いたい投資家の条件② 購入の決め手を最初から開示してくれる

不動産屋さんからすると、すでに開示している物件情報を投資家はすでに「理解している」ものとして捉えています。そのうえで問い合わせてきていると。じゃぁ、あとは何が決め手になるのか、何をクリアすれば、このお客は買ってくれるんだろう、ということを知りたいはずです。

  • 物件の状態が良ければ問題ないのか
  • 現地訪問した時に立地が良いことが確認できれば問題ないのか
  • あと少しの値引きが必要なのか

そのお客さんが「決め手」としているものさえわかれば、不動産屋さんも動きようがあります。「価格交渉」をしてきてたお客さんに対し、価格交渉を売り主と行い、希望通りの値段になったにもかかわらず、立地が気になるから買いません、などと言われてしまうと、不動産屋さんはがっかりです。

不動産屋が付き合いたい投資家の条件③ とにかくレスポンスが早い

メールでも電話の折り返しでも、とにかく早く反応してくれるお客さんとはお付き合いがしやすいです。不動産業はスピード勝負です。不動産屋さんは有象無象に出てくる物件とお客さんをどんどんマッチングさせていく必要があります。

優良な「強い」物件があったとして、ある投資家が買い付けを入れたとします。その投資家がぐだぐだぐだぐだぐだ検討に時間をかけ、その結果買えない、となった場合、後から検討してくれていた優良なお客さんを逃すことも大いに考えられます。

YesでもNoでも、条件付きYesでも条件付きNoでも、とにかく検討を早くして、不動産屋さんにレスポンスを返してあげましょう。付き合いやすいお客さんになれるはずです。

不動産屋が付き合いたい投資家の条件④  自分が買える条件を把握している

最初から「この物件であれば私は○○銀行から80%融資してもらって、残りを自己資金で出すことができる、投資対象としてはもう少し手出しは抑えたいのであと100万円、売り主さんに交渉してもらえませんか?」と言ってくるお客さんと「この物件て値引き可能ですか?」とだけ聞いてくるお客さんとあなたはどちらとお付き合いしたいですか?

極端な例ですが、間違いなく前者だと思います。

私は不動産の買い物はちょっと変わっているなぁと思っていて、「買主がどんなに買いたくても買えないケースがある」のが不動産の特徴だと思います。普通の買い物でお店に入っていって、ほしいものが決まって、店員さんにお願いして、やっぱりお金ありません、ってことはそんなにないですよね?

ただ、銀行次第で買えるかえないが決まる不動産において、自分が「買える」条件を把握しているというのは大いに武器になりますので、ぜひ確認を日々していきましょう。

不動産屋が付きたい投資家の条件⑤ 実際に買ってくれた、取引をしてくれた

最後は実績がある人です。実績は何よりも雄弁です。「いい物件を紹介してもらうためには、いいお客さんにならないといけない、いいお客さんになるためには、まず買わなくてはならない」のです。

最初からホームラン級に大成功する物件なんて誰も買えません。まずはそこそこの物件を買って、とにかく始めましょう。信頼を積み重ねればいつかお宝物件が買える!かもしれません。

まとめ 不動産屋の気持ちになろう!

さて、今回は不動産屋に愛される投資家の条件5選について紹介してきました。

  1. 業者でないことをすぐに明かしてくれるフットワークの軽い投資家
  2. 購入の「決め手」が固まっていてぶれない投資家
  3. Yes/Noの返事が早い投資家
  4. 銀行融資の条件を理解している投資家
  5. 実績のある投資家

以上です。これ以外にも不動産屋さんの気持ちになれば、よりよい投資家に近づいていけるはずです。私ももっともっと精進します!

では、また!

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