リフォームのプロであるらいおん大家さんの放送の文字起こしです。本当に勉強になるので自分のためにもきっちりまとめたいと思います。
- リフォームで写真を撮るポイントがわからない
- リフォームの節目や流れがわからない
- 材料の搬入のタイミングがわからない
こんな人は間違いなく勉強になると思います。また、中古の自宅を買ってリフォームで理想のマイホームを作ろうと思っている人にも参考になる話だと思います。
リフォームの節目節目に写真を撮ろう!
なんのために!?
ひとつは、ブログやSNSで発信するためのネタ作りです。あともうひとつはリフォームの記録を残しておくことです。これをしておくことでリフォームが終わった後に万が一不具合が起こったとしても工事の記録を確認することができて原因を早く見つけることにつながります。
それでは次の章からひとつずつ説明していきます。
①リフォーム前
ありのままの姿を撮っておくこと。古い設備、内装材、すべてそのままの応対でとっておきましょう。もしボロ戸建てを購入された方で残置物などがある人は、その状態の写真も残しておきましょう。
汚ければ汚いほど、リフォームをした後のビフォーアフターの差がついてSNS投稿が映えるはずです!
②残置物をどかした後
家具やごみなどをどかした後写真をまた撮りましょう。大きな家具をどかすことで、床の状態(強度)を確認することができます。床が抜けそうになっていないか、抜け目なく確認ができるのはこのタイミングです。
③解体した後
残置物をどかした後のリフォーム作業は床や壁紙などの内装材をはがす解体作業になります。これをすることで家の躯体が明らかになります。家は柱と梁でできており、その箱の中に壁や床を貼ってあります。
この躯体となる柱や梁が湿気によって腐っていないか?シロアリに食われていないか?などの確認をこの段階で詳細に行うことができます。
家がインスタ映えするかどうか、という点にはかかわりませんが、家が30年40年50年、と経っていく中で健康な状態で建ち続けることができるかはこの確認にかかっています。
専門家をこのタイミングで呼んでみてもらうことも一つの選択肢ですね。
④配線の後
躯体をきれいにした後は、電気やガス、水道管の配管・配線作業があります。ここはプロの仕事になります。DIYでは難しいです。完成した部分だけ写真に残し、発注した通りになっているかどうかだけ写真に撮って確認しておきましょう。
⑤大工作業が終わった後
さぁ次に壁や床を作っていきます。この作業を大工作業と言います。この大工作業が終わると各個室のサイズ感や日当たりなどがわかり、イメージが明確にできるようになります。写真に残しておくと貴重な資料になります。
そのタイミングで初めて内装(壁紙など)の材料の検討ができます。リフォームをする工務店などに、大工作業のタイミングで壁紙などを最終検討したい旨を伝えておきましょう。
壁紙などは発注すればすぐに届くので、施工スケジュールに大きな影響も出ません。
⑥塗装した後
内装材を取り付ける前に塗装を行うこともあるでしょう。ここで注意ですが、塗装は必ず壁紙などの前にやりましょう。壁紙を汚すことのないようにあらかじめ塗装は終わらせましょう。
⑦内装仕上げ
壁紙などの内装材を付けたタイミングで写真を撮っておく、入居募集が可能になります。また、ここまでで、部屋の中に材料や機材を広げることがなくなります。
よってステージングや設備機器などの搬入はこのタイミングにしましょう。そうでないと大工仕事や内装仕上げの邪魔になってしまいます。この点は要注意です!!
⑧設備設置
そして最後に洗面台やキッチンなどの設備を付けた状態で写真を撮り、ステージングをする方はステージングが終わってもう一度写真を撮りましょう。
貴重な写真がたくさん撮れたはずです。次回以降の経験もためることができるので、ぜひ節目節目に写真を撮りましょう。
⑨番外編
写真撮影からは少し話がそれますが、リフォームが終わった後水漏れ、排水のチェックは必ず最後にやりましょう。水漏れは水道メーターを見るだけで簡単にわかります。
排水は、接合部分パイプの接合部分から水が漏れていないか?シンクやふろなどから水はけはちゃんとしているのかよく確認しましょう。この手のトラブルは大トラブルになりますので気をつけましょう!
まとめ
さて、リフォームの流れをもう一度まとめます。
- 残置物撤去
- 解体
- 配線・配管
- 大工作業
- 塗装
- 内装
- 設備の設置
- ステージング
これがリフォームの大まかな流れになります。それぞれの段階で写真に残しておきましょう。貴重な資料にもなりますし、自分の家への愛着も湧きますよ。トラブル防止のために写真を残すことはいいことです。
では、また!
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